鈴木小ゆきさん、ありがとうございました。

デイケアNsの鈴木小ゆきさんが退職されました。御年80うん歳です。30年以上楠メンタルホスピタルで勤務され、その半分以上がデイナイトケアでした。

勤務最終日の5月18日(月)「戦争と憲法について」の講話をしていただきました。

B 29戦闘機の轟音が鳴ると震えながら祈っていたこと、焼夷弾の跡の死傷者を目の当たりにしたこと、玉音放送を聞いた時には負けた悔しさではなく、もう戦が終わるとホッとしたことなど体験者の声を話され、戦争は絶対してはならない愚かなものであるとも話されました。そしてこの先、憲法改正について国民の意見を聞かれることがあったなら、自身のことだけでなく、子、孫の時代のことまでよくよく考えてから意見して欲しい、と自身の想いをみんなに伝えてくださいました。

 鈴木さんは、デイナイト創設スタッフの1人でもあり、茶道、華道、農耕プログラムではメンバーやスタッフを引っ張り続け、それ以外にも毎日のウォーキングや体操、そして毎月の健康講話などメンバーの健康をいつも考えてくれていました。まさに継続は力なり、を身をもって示してくれた方です。

 5月18日の鈴木さんを送る会では、鈴木さんは、最後に会えなかったメンバーもいて寂しいです、と話されていました。ぜひ、このブログを見ていただけたら幸いです。


鈴木小さん、長い間、本当にありがとうございました。またぜひデイナイトに顔を見せに来てください。