防災の日

南海トラフ巨大地震は30年以内に70〜80%の確率で発生すると想定されているそうです。

では、ここで問題です。

命が助かるためには、どんな準備をすれば良いでしょうか?3択です。

1.水の準備

2.家具が倒れない工夫

3.非常持出品の準備

 

答えは、2.です。

1.と3.は、命が助かってからのこと。

全て正しい答えですが、まずは命を守りケガをしないことが第一。家具の下敷きにとなって命を失ってしまったりケガを負わないこと。ケガをしなければ人を助けることができます。そういう訳で、答えは2.です。

本日、デイケアメンバーと一緒に、楠中学校で行なわれた名古屋市開催の防災訓練に参加してきました。その中で出されたクイズでした。

 

ちなみに名古屋市では、自宅の家具などの転倒防止対策を消防署を通してチェック、修繕してもらえるサービスを受けれるそうです。無料で受けられる場合もあるそうです。今は3ヶ月待ちだそうですよ。

 

防災訓練では、消防士による消火、救助訓練や保健センターの救護訓練などがありました。

 

私たちは、行政とボランティアの共同による要配慮者避難訓練(災害発生時に特に配慮が必要になる人のこと)に参加しました。精神障がいを持つ人は、ヘルプマークや避難所に設置してある要配慮者バンダナなど身につけるなど、配慮が必要であることを周囲が分かりやすいように自らアピールする必要がある、など説明がありました。

しかし、避難所では誰もがお客様ではなく、医師や看護師など専門家ではなくとも、誰もが自分ができることを手伝う心がけも必要だと付け加え説明がありました。とても勉強になりました。

そして何より、日頃から訓練に参加すること、地域の行事に参加して、地域を知ること、地域に自分を知ってもらうことの大切さを感じることができたとても良い機会となりました。

さて、デイケアでも避難訓練が必要だと感じた一日となりました。